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肉球フェチでなくても触りたくなる猫の肉球。特に赤ちゃん猫の肉球はピカピカ!!
猫ファンの人に猫のどこが好きか聞いてみると、顔や仕草はもちろんですが、
「肉球!」という答えが意外なほど多いんです。
あのプニプニした弾力、しっとりしたもち肌、
「肉球のプニプニを触っているとなぜか心が落ちつく~」
という肉球フェチは以外に多く、
肉球は猫の身体の人気スポットのひとつです。
でもこの肉球の実態、知ってますか?
例えば、家の中だけで飼われている猫の肉球はスベスベで、
それほど硬くなくきれいですが、
外で生活している猫の肉球はザラザラしていて感触が硬いですね。
赤ちゃん猫の肉球は柔らかく色も薄めですが、
年齢や暮らしている環境によって肉球の色や感触は変わっていきます。
また高齢になると、色素が沈着し肉球にもシミのような色の変化が見られることも。
肉球には正式名称があり蹠球(しょきゅう)と言い、
前足に3つ、後ろ足に2つの肉球があり、それぞれに名前があります。
前足
・掌球(しょうきゅう) :前脚の真ん中にある三つ葉のクローバーを変形させたような大きめの肉球で、人間の手にひらに当たります。
・指球(しきゅう) :掌球の外側に5つついている肉球で、手の内側の少し下についているのが親指に当たります。
・手根球(しゅこんきゅう):掌球の上の離れた部分に、1つついている肉球。
後ろ足
・足底球(そくていきゅう) :後ろ脚の真ん中の大きめな肉球。
・趾球(しきゅう) :足底球の外側についている4つの丸い肉球。
肉球はかわいいだけではなく、猫の生活には無くてはならないものなんです。
・爪を自在に出し入れできるので、爪を引っ込めて歩くことで
忍者のように音を立てずに歩けます!
・高いところから飛び降りたり、飛び移ったりするときも
肉球がクッションの役割を果たします。
・手根球の上には何本かの飛び出したヒゲのような毛が生えていて、
これがヒゲと同じように足元の異変を感じ取るセンサーの役目を果たします。
・肉球の表面には小さなボツボツが無数にあり、シワのようになっていて、
また肉球のまわりには汗腺(汗が出る腺)があるので、運動した後や暑いとき、
緊張したり怖がったりすると肉球の間に汗をかくので滑らずに歩けます。
・肉球は器用に広げたり曲げたりできるので、
手先を使ってものを引き寄せたりつかんだりするときに便利です。
・猫は自分の体を舐めてきれいにしますが、
直接舌で舐められない場所は肉球を使うことできれいにできます。
車のフロントガラスに猫の足跡がついていることがありますが、
形はまるで梅の花や桃の花のようです。
肉球の色も猫によって違い、毛の色に準ずる法則があります。
例えば白い猫の肉球はうすいピンク色、茶トラは赤みがかったピンク色、
キジ猫は焦げ茶色、黒猫は黒っぽい小豆色。猫の毛が二毛、
例えば白と黒だったら、ピンクと黒っぽい小豆色が部分部分で違っていたり、
まだら模様になっていたりします。
三毛猫(赤・黒・白の毛)の肉球は、毛と同じように3色です。
ただかわいいだけじゃない猫の肉球の秘密、友達に自慢したくなりませんか?